2021年12月

翡翠 2.839ct

太古の日本人を魅了した
神の生命力を受けた魔法の石


東洋で人気が高く、かつては「金」以上に重宝された翡翠。「翡翠」とは鳥のカワセミを表す言葉で、若葉が透けるような美しい緑色を、カワセミの羽に例え名付けられました。なかでもこの翡翠のように明るく艶やかなアップルグリーンを放つものを最高級とし、「琅玕(ろうかん)」と呼んでいます。

翡翠は古来より「不老不死」「不朽の生命」の力が宿るとされ、神の石として崇められてきました。また、成功と繁栄を象徴する石として、多くの人々に愛されてきました。日本にも縁が深く、2016年には国石に選定。新潟県糸魚川市の小滝川や青海ヒスイ峡は、天然記念物にも指定されています。

硬度が高く頑丈なことから、紀元前3000年以前には石器の材料として使われ、ヨーロッパでは翡翠で造られた石器が出土されています。翡翠の頑丈さは、粒子が互いに手を繋いでいるかのような結晶構造をしているから。ただ固いのではなく、まったりとした粘り強さがあるのも、翡翠ならではでしょう。

人も同じ。固い意思は必要ですが、柔軟性や臨機応変さも忘れてはいけません。心が固くなってしまったら、アップルグリーンの翡翠を感じ、平和な安堵感が心の底から湧いてくるのを感じましょう。そして運気上昇の転換を強く信じましょう。自分を信じることが、夢の実現の第一歩なのです。