2021年02月

ピンクサファイア1.867ct

星よりも美しいきらめきを
内に閉じ込めた本物のスター

宝石学では、コランダムのうち赤いものをルビー、その他のカラーを“サファイア”と定義しています。

そして、サファイアのメインカラーである青や青紫、濃紺以外のものを「ファンシーカラーサファイア」と呼び、そのカラーバリエーションはピンクやオレンジ、イエロー、グリーンなどさまざまです。

ファンシーカラーサファイアのなかでも希少性、人気ともに高いのがピンクサファイア。

そしてピンクにも濃いものから淡いピンクなど多岐にわたりますが、このピンクサファイアは、甘すぎず強すぎない正統派のピンク。「ピンクの中のピンク」と表現するのがふさわしいカラーです。

そんな至極のきらめきを最たるものにしているのは、ドイツの職人によるカット。熟練職人の引退によってこの技法が根絶するかもしれない事態になりましたが、そのカット技術を継承するものが現れ、本来の宝石の在り方を引き継いでいくことにより、熱い思いも伝承されてさらに美しい輝きを放っています。

肌にのせるとさらに優しくきらめくピンク。正統派でありながら、その人の個性を際立たせることが自分の役割だとこの宝石は知っています。

心に元気を与え、その心の声を聴く。ピンクサファイアは、自分自身さえ気づいていない才能や志にスポットライトをあて、輝かせるために存在しているのです。