2020年12月

ベニトアイト 0.340ct

ベニトアイト

ベニトアイトが採石されたのは1900年代初めのこと。宝石の歴史から見ると比較的新しいことがわかります。そして、唯一の鉱山であるアメリカのカリフォルニア州、ディアプロ鉱山は、なんと2005年に閉山。ベニトアイトがアメリカの3大希少石を呼ばれる理由は、ここにあります。

非常に流通量の少ないベニトアイト。多色性があることも特徴のひとつで、鮮やかな濃いブルーから無色透明に近いブルーまでさまざまです。
そしてもうひとつの特徴は、分散値がとても高いということ。これは宝石の輝きの強さを表す数値であり、実はベニトアイトの分散値はダイヤモンドよりも高いのです。

多くのバイヤーは、仕入れた原石を近くにある研磨場でカットや研磨作業を行うのが一般的なのですが、わたしたちは、日本、ロシア、ドイツ、イタリアの4か国にいる、信頼のおける職人に直接依頼をしています。
もちろんそれは、「品質を守る」ことにほかなりません。

このベニトアイトが放つ、濃すぎることも薄すぎることもない唯一無二のブルー。そして、それを最大限に美しく魅せる強い輝き。奇跡だといっても過言ではないこのベニトアイトとの出会いは、誰よりも輝くことより「自分らしく輝くこと」の大切さを伝えに来てくれたのかもしれません。