2021年09月

ピンクダイヤモンド 0.083ct

可憐さと芯の強さを併せ持つ
圧倒的な存在を放つピンク

可憐でありながら華やか。そして目にするだけでハッピーな気持ちにしてくれるピンクダイヤモンド。数あるカラーダイヤモンドのなかでも、人気・希少性ともにトップクラスです。見る人を一瞬で魅了する天然のピンク色の原因については謎も多く、科学的にもいまだ明確には解明されていません。

ピンクダイヤモンドの出現率はカラーレスダイヤモンドの約1万分の1。なかでもジュエリーとして認められるピンクダイヤモンドと出逢えるのは、奇跡と呼ばれるほどでした。
さらに、ピンクダイヤモンドの約90%を発掘してきたアーガイル鉱山が2020年に閉山。もはや「幻の石」と言っても過言ではありません。

このピンクダイヤモンドには、可憐さだけではなく芯の強さや、言葉では表現しきれない独特の個性を感じます。「女性らしい」「かわいらしい」といったよくあるピンクの印象と異なるのは、このピンクが限りなくレッドに近く、紙一重でレッドダイヤモンドになれなかったピンクだからに違いありません。

ピンクダイヤモンドとレッドダイヤモンド。宝石の価値は大きく変わりますが、その存在価値には関係ないことを、この輝くピンクは伝えたがっています。自己の存在は何かではかるものではありません。石だけでなく、社会を取り巻くあらゆる称号は、第三者が勝手に決めただけのものに過ぎないのだから。