2021年10月

ピンクスピネル 3.020ct

優しさと強さを兼ね備えた
内側から輝ききらめくネオンピンク

和名は「尖晶石」。八面体の結晶の先がとがっていることに由来しています。スピネルの語源である「スピネラ」は、小さな棘という意味のラテン語で、その名の通り硬度が高いのも特徴です。カラーバリエーションも豊富ですが、赤やピンクのスピネルは非常に数が少なく、その希少性は年々高まっています。

レッドスピネルがルビーと混同されていたのは有名なエピソード。それはレッドスピネルとルビーが、発色を含め特性が似ていたからですが、このパライバトルマリン顔負けのネオンカラーをもつピンクスピネルは、パパラチアサファイヤやピンクサファイヤとはまったく違った“ピンク”を醸しています。

優しさや甘さを感じることが多いピンク色の宝石ですが、この石はキュートさのなかにも決して動じない強さと美しさ、品格があります。例えるなら、どこかはるか遠くの国に住む、愛くるしさの中にも才色兼備な知性に溢れたプリンセスのよう。その魅力は人を惹きつけ、視線をそらすことができないほど。

性格もよく芯が通っていて、現実的でありながら情もあり、他人にやさしくできる。自分をしっかりと持っているのに、それでいてかわいらしい部分を持ち合わせている。どこかにいそうでどこにもいない、かわいらしさと品格を持ち合わせているプリンセス。 その存在は目にした人の記憶にずっと残り続ける本物のプリンセス。